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【就活生必見】元・保険会社社員が教える面接対策のポイントとは?

保険会社の面接ってどんな感じかな?
ん~…どんなところを見ているんだろね?

就職活動の中でも、1番の難所といえばやはり「面接」ですよね。

今回は、その面接の中でも保険会社に就職したい学生に向け、面接で役立つポイントをご紹介します。

私自身、就活は金融系をメインに受け、最終的に就職したのは保険会社でした。

面接で聞かれることは、どこの会社もそう変わりません。

しかし、面接官に見られているポイントはちょっとずつ異なるのです。

今回紹介するポイントは私と同僚の経験がもとになっています。

誰でも真似でき、応用もきくポイントですので、保険会社に就職を考えている就活生は必見ですよ。

 

 

どんなことを聞かれるの?変わった質問はある?

保険会社の面接では、変な質問が来ることはほぼないです。

どこの会社でも聞かれるような、基本的な質問がベースになっています。

面接を1度でも受けたことがある学生はわかるかと思いますが、「志望動機は何ですか?」「学生時代に頑張ったことは?」「あなたの長所は何ですか?」といった質問です。

「そんなベタな質問をされるだけなの?」と思うかもしれません。

しかし、保険会社の面接で特徴的なのは、質問の数は少なく、1つの質問を深堀りされるということです。

たとえば「学生時代に頑張ったことはありますか?」という質問なら、「なぜそれを頑張ろうと思いましたか?」「頑張っていた中で、失敗はありましたか?」「その時あなたはどう対応しましたか?」といった具合で深堀りされます。

あれこれ質問対策するよりも、1つのエピソードをしっかり振り返り、きちんと整理して話せるようにしておくことが大切です。

たまにですが「最近気になるニュースはありますか?」といった時事問題を問う会社もあります。

こちらは後ほど、対策の仕方をご紹介します。

私の経験にはありませんでしたが、中には変な質問をされたというケースもあります。同僚は「自分を動物に例えると何ですか?その理由も説明してください」という質問があったと話していました。

しかし、おそらくこういった質問はごく稀です。

面接の対策をするのであれば、基本的な質問+時事問題をおさえておけばいいと思います。

ただし、基本的な質問は深掘りされることを踏まえ、しっかりとエピソードを整理しておくことが重要です。

 

保険会社の求める人物像とは?

保険会社の求める人物像は会社のホームページなどを見れば、簡単に知ることができます。

OBOG訪問が可能であれば、直接質問するのがおすすめ。

先輩に「どんな人と一緒に働きたいですか?」と質問して、リアルな声を聞くのは面白いですよ。

ホームページに載っている求める人物像を見てみると、どこの会社も似ている部分があったりします。そこで今回は、保険会社が求める人物像を簡単にまとめてみました。

  • 自ら発信し、リーダーシップが取れる
  • チームワークを大切にし、協調性がある
  • 課題意識をもち、解決することができる
  • 最後まであきらめずにやり遂げる

このような点を挙げている会社が多いです。

当然、面接は求める人物像を基準に見られているということを忘れてはいけません。

 

保険会社の面接で抑えておくべきポイント

先に述べた通り、保険会社の面接では「学生時代に頑張ったことは?」「あなたの長所は?」といった基本的な質問をされるケースがほとんど。

今回はその中でも深堀されやすい「学生時代に頑張ったことは?」でのエピソードで抑えておくべきポイントを2つお伝えいたします。

  • 周りも巻き込んで、成し遂げることができたか?
  • 失敗や挫折はあったか?どのように解決したのか?

それぞれのポイントを詳しく解説していきます。

 

周りも巻き込んで、成し遂げることができたか?

まず「周りも巻き込み、一緒に成し遂げることができたのか?」というポイントです。

就活生が考えるエピソードで、特に見落としがちな部分は「周りを巻き込む」という点。

つまり、1人で黙々と打ち込み達成させたエピソードでは少し物足りないのです。

自ら発信し周りに呼びかけ、その結果成功に導くことができたというのが理想的なエピソード。

この「周りを巻き込み成し遂げる」部分を見落としてしまうと、求める人物像「自ら発信し、リーダーシップが取れる」「チームワークを大切にし、協調性がある」の2つの点が欠けてしまいます。

自分から発信し、周りを巻き込んで達成したエピソードがないか思い返してみてください。

 

「リーダーシップなんてとったことがない…」という人へ

そうはいってもリーダーシップなんてとったことないし…自分は無理なのかな?

リーダーシップというと、全くエピソードが浮かばないという人もいるでしょう。

そういった人は、些細な自分の発言や行動がきっかけで変化したことがないか、探してみてください。

たとえば下記のような例に似た経験はないですか?

  • ゼミのチーム発表のテーマ決めに行き詰まったときに『最近話題の○○と××を比べてみたら面白いのでは?』という一言でテーマが決まり、ゼミ発表が成功した!
  • アルバイト先の従業員同士はコミュニケーションが活発ではなく、雰囲気が悪かった。しかし、自ら率先して笑顔であいさつをするようになったら、職場の雰囲気が明るくなった!

このような小さな行動であっても、自ら考え発信しているので、エピソードとして十分です。

過小評価する必要はありません。

例のように誰かが発言しなければゼミ発表は成功しませんでしたし、誰かが行動しなければ職場の雰囲気は変わりませんでした。

たとえたった一言だとしても、それが周りを巻き込み変わっていったのなら、自信を持って話してください。

自分で振り返ってみたけれどなかなかエピソードが出てこない人は、友人や親しい先生などに聞いてみるのも1つの手ですよ。

焼肉かラーメンかで意見が分裂した時、寿司でまとめたのはこの俺!
それはちょっと違うと思うよ…

 

失敗や挫折はあったか?どのように解決したのか?

次のポイントは「失敗や挫折はあったか?どのように解決をしたのか?」です。

面接官は「失敗や挫折はありましたか?」と、必ずと言っていいほど突っ込んできます。

失敗や挫折から解決まで立て直す力は、求める人物像「課題意識をもち、解決することができる」「最後まであきらめずにやり遂げる」に当てはまるので、必ずおさえておきたいポイント。

成功の過程には大小問わず、何かしら失敗がつきもの

きっと何か悔しい思いをしたり、何度も工夫を繰り返したり、誰かと意見がぶつかり合ったりした経験があるでしょう。

「挫折」というと思い浮かばないという方は、1番つらかったときや苦労したときを思い返してみてください。

それが失敗や挫折だったりしますよ。

 

時事問題はどう答えるのが正解?

時事問題に関する質問は、他の業界でも聞かれる可能性は十分にありますから、対策しておいて損はありません。

あらかじめ答えられるように2~3つほどニュースをピックアップし、要点と自分の意見をまとめておきましょう。

なぜ面接官が時事問題を聞いてくるのかというと「世の中の情報をきちんと正しくキャッチできているか?」「問題意識をもってニュースを見ているか?」ということを知るためです。

つまり、難しいニュースを選ぶからすごい、単純なニュースだからダメと判断しているわけではありません。

ニュースを正しく理解して、自分の意見が言えればOKなのです。

ニュースの選び方に悩んだら、「自分の興味関心を引くもの」あるいは「自分の専攻に関係のあるもの」から見つけるといいでしょう。

そうすることで問題意識を持ちやすく、自分の意見も考えやすいので、面接での印象がよくなりますよ。

 

まとめ

保険会社の面接では、一般的なよくある質問を深堀されるので、まずはエピソードを整理しておくことが大切です。

そのうえで保険会社が求める人物像をよく理解し、その人物像にあった受け答えになっているかをよく考えてみてください。

時事問題は怖がる必要などなく、要点と自分の意見が言えればOKです。まずはニュースに目を通すことから始めてみましょう。

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