FIRE/リタイア

FIRE計画を立てる上で必要な「ファースト3ステップ」とは?

こんにちは!ハセガワ セイカです。

FIREの魅力を十分理解し、目指したいと決意をしたものの・・・

何から始めたらいいのかわからない!

なんてことになっていませんか?

今回の記事では、まずFIREを計画する上で必要となる「ファースト3ステップ」についてご紹介します!

 

 

FIRE計画のファースト3ステップとは?

「FIREで自由な生活を手に入れる!」「FIREで好きなことをして生きていく!」と心に誓い、今文字通り熱意がFIREしているそこのあなた!

では、FIREに向けてまず最初は何から取り掛かればよいでしょうか?

証券口座の開設?
副業?
究極の節約!

 

ブッブー!

どれも大切なことではありますが、まず計画を立てることが大切です。

具体的には3つ。

①支出を把握する

②ゴールを決める

③資産形成の計画を立てる

この3ステップからFIREの大まかな計画を立てることができます。

それでは各項目について、さっそく見ていきましょう!

 

①支出を把握する

まず、1番最初にやるべきことが「支出の把握」。

なぜ支出を抑えることがFIREへのファーストステップなのでしょうか?

そして、どのように把握すればよいのでしょうか?

さっそく解説していきます。

 

FIREと支出は何が関係するの?

「生活にいくらかかっているのか?」を把握することは、FIREへの第一歩です。

なぜなら、FIREをするにあたり必要となる資産額を計算する上で、年間支出が必要となるから。

支出が分からなければ「自分がFIREするためには、いくら必要なのか?」ということも明確にならないのです。

1億くらいあれば大丈夫っしょ!

と、根拠のない目標でFIREを目指すのはもちろんダメです(笑)

1億では足りないかもしれませんし、反対に多すぎるかもしれません。

「多い分には構わないのでは?」と思うかもしれませんが、必要以上に資産額を用意する分FIREまでの時間は長くなります。

嫌な仕事の期間が長くなるのも避けたいですし、リタイア後にお金が足りなくてもまた困りもの。

適切な資産額を明確にするために、支出を的確に把握するということはとても大切なことなのです。

 

支出はどのように把握するの?

では、支出を把握するには何をすべきでしょうか?

おすすめは「家計簿をつける」こと。

家計簿をつけることによって支出が分かるだけでなく「何にいくら使っているのか」がわかるので、家計改善にも役立ち一石二鳥です。

無駄な支出を減らしつつ、月いくらあれば生活ができるのかを確認しましょう。

家計簿をつけていく中で、支出が多い月・少ない月とバラつきがあるはずです。

FIREの計画を立てるためには、月の支出を把握した上で、最終的に年間でいくらくらいの生活費がかかるのかを明確にすることが重要です。

ちなみに家計簿は紙で管理するのもいいですが、より手間がかからないのはスマホアプリ管理。

特におすすめしたいのは「マネーフォワードME」です。

クレジットカードや銀行口座を登録する手間はありますが、一度登録しておけばあとは自動的に反映するので非常に便利。

無料版で十分に使えるので、ぜひダウンロードしてみてください!

 

②ゴールを決める

先ほど算出した年間支出をもとに、FIREのゴールを決めましょう!

ここで言うFIREのゴールとは「FIRE達成に必要となる資産」を意味しています。

目標となる金額は人によって異なりますから、ご自身の理想的なFIREを考えながら設定してみてください。

 

おさえておきたい2つの前提

さっそくゴールとなる目標の金額を計算していきましょう!

…といきたいところですが、まずFIREのゴールを決めるために必要不可欠な2つの前提があります。

①4種類のFIRE

②4%ルール

それぞれ、FIREしたいなら知っておかなくてはならない知識になりますので、計画を立てる前にぜひここで覚えておいてください。

 

①4種類のFIRE

一言でFIREといっても、その種類は4つあります。

一般的にFIREというと貯めた資産から生まれる運用益だけで生活し、働かない状態にあることを想像されるかもしれませんが、不労所得で足りない分をパートなどの少しの労働をして補うセミリタイアという形もあるのです。

もちろん、前者をとるのか後者をとるのかによって、ゴールとなる資産額が大きく異なってきます。

どんなFIREのタイプがあるか、気になった方はこちらの記事を一読ください。

こちらもCHECK

【4種類のFIRE】自分にピッタリのFIREを見つけよう!

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②4%ルール

FIREを目指すなら絶対に知っておいてほしい「4%ルール」についてです。

4%ルールとは年間支出×25倍の資産を運用し、毎年4%の運用益を使い続けても資産が減らない仕組みのこと。

具体的な数字でいうと、年間の支出が300万円の人なら

300万円×25倍=7,500万円

その運用益4%となる300万円を毎年使い切ってしまっても、元本となる資金(7,500万円)は減りません

この例の場合、運用益という不労所得で生活費が賄える状態=完全なFIRE達成ということです。

 

ゴールの設定の仕方

前述の4%ルールを踏まえて、ご自身のFIREに必要となる資産・ゴールを決めていきましょう。

基本的な計算式は、下記のとおりです。

ゴール=年間支出×25倍

まず、目指すのは労働しない完全FIREなのか、サイドFIRE(セミリタイア)なのかによって必要となる金額が大きく異なります。

今回は例としてですが、我が家のゴールを参考程度に載せておきたいと思います。

我が家はサイドFIREを目指しており、年200万くらいの不労所得を目標にしています。

200万×25倍=5,000万円

ゴール=5,000万円

ということになります。

現状では「足りない分を労働で賄う」という考えでサイドFIRE(セミリタイア)を目指していますが、方向性は途中で変わるかもしれせん。

 

③資産形成の計画を立てる

最後は目標達成に向け、計画を立てていきましょう!

FIREのゴールが決まったら、次は「どうやってゴールまでたどり着くか?」を考えていきます。

この時に大切なポイントは「いつまで」と「どのよう」の2つの視点です。

詳しく見ていきましょう!

 

いつまでに達成したいか?

では、まず最初に「FIREをいつまでに達成させたいのか?」という期限を作っていきましょう。

具体的な期限を設けることにより、ゴールから逆算して月にいくらの蓄財が必要なのかがわかります。

多くの方は資産運用しながら蓄財していくと思いますが、運用しながら積み立てる金額を自力で計算するのは困難ですので、資産運用のシミュレーションサイトを使ってみてください。

FIRE達成までの期間の長さ、あるいは必要な資産額が大きさによって、毎月の蓄財額は変動します。

無理をして毎月の蓄財額を高くしてしまうと、FIREの計画が失敗してしまいますので、最初はがんばればできる範囲に収めましょう。

 

どうやって蓄財するか?

では、最後に「どうやって蓄財するのか?」を考えていきましょう。

毎月の蓄財額が把握できたら、次はその金額をどのように捻出するかが問題です。

もちろん、収入と支出の差額からしか蓄財することはできません。

つまり、収入を増やすか支出を減らすことによって蓄財額を増やすことが可能です。

収入であれば、副業をしたり、昇給にかかわる資格を取ったり、転職をしたりすることによって増やすことができます。

支出であれば、①に戻って再度生活にかかる費用の中に減らせる部分がないか見直しをするといいでしょう。

できれば収入・支出の両方を改善し、蓄財に回せるお金が増やせることが理想です。

 

まとめ

今回はFIREのファースト3ステップについて解説しました。

①支出を把握する・・・FIREの計画を立てる上で必要となる年間支出を把握する

②ゴールを決める・・・年間支出を元にFIREに必要な資産額を計算する

③資産形成の計画を立てる・・・必要な資産額をいつまでに、どうやって積み立てるのか計画する

上記の流れに沿って、大まかなFIREの計画を立てることができます。

みなさんもまずはファースト3ステップから始めてみてください!

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